【ネタバレ感想】スターウォーズ8を見てきたのでレビューと考察を|最高傑作と面白い150分

2017年12月15日(金)公開の大人気シリーズの映画、最新作スターウォーズ エピソード8を見てきたので感想を、チョコチョコとネタバレしながらレビューしていきたいと思います。

まだ観ていない人、ネタバレを知りたくない人は気をつけてくださいね。(ここからはネタバレ有りです)

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まぁ、個人的には、ネタバレを知っていても十分に楽しめるくらい良い映画だと思います。私はこれまでに「映画館に2回目、3回目を観に行く」という行動をほとんどしたことがないのですが、今作の「スターウォーズ8 最後のジェダイ」は、来月の2018年1月にもう一度観に行きたい!と感じるくらい、めちゃくちゃ面白かったです!!

上映時間は約150分、約2時時間30分の大作で、ちょっと長めの作品となるのですが、観ていて長いと感じることはまったくなて、しかも終盤はすごいテンポでストーリーが展開していくので、疲れたり、ダレたりすることもなかったです。むしろ「面白くてあっという間」でした。あ〜、早く2回目を観に行きたいです。

前作エピソード7のおさらい

まずは、前作の内容を忘れている人のためにも、エピソード7「ジェダイの覚醒」のおさらいから。

前作の「スターウォーズ エピソード7 ジェダイの覚醒」は、デイジー・リドリー演じる女性レイがフォースに目覚めていくストーリーでしたね。

ディズニー公式でこんな動画があるのでどうぞ。なかなか面白く、コンパクトにまとまっていてすごく分かりやすいです。コロコロがまた可愛い。笑

新シリーズの主人公たちの出会いが主な内容でしたね。ジェダイになるであろう女性レイ、反乱軍レジスタンスのエースパイロットのポー、ファースト・オーダー(帝国軍)のストームトルーパーの脱走兵フィン。彼ら3人の出会いが、旧作エピソード4での、ルーク、レイア姫、ハン・ソロとの出会いとかぶせてるんだろうなー、と感じた人も少なくないはず。

エピソード7 フォースの覚醒で、あのハリソン・フォード演じるハン・ソロがファルコン号に乗り込んできたときは「キターーッ!」って、往年のスターウォーズファンたちが興奮したことでしょう(そういう私も興奮したひとりです)。

しかし残念なことに、ハン・ソロが息子のベン・ソロ「カイロ・レン」に殺されてしまうという無念な結果になるとは。。。思い出すだけでも悲しいっす。う〜、今まで長い間ありがとう、ハン・ソロ。

やっぱりハリソン・フォードのギャラが高いんだろうなーとか、ハン・ソロが生き続けていると俳優として格がありすぎて新メンバーがかすんでしまうんだろうなーとか、ハン・ソロが死んでしまう理由について野暮なことを考えてはいけません。笑

スターウォーズ8 最後のジェダイのあらすじ

2017年12月15日(金)公開のスターウォーズ最新作、エピソード8最後のジェダイは、前作7の最後のシーン、レイがルークと出会うところから始まります。

レイはルークにフォースのことを教えてもらおうとする、しかしそれを断るルーク。結局はルークがフォースについて教えることになるのですが、ルークとレイの師弟関係?がヨーダとルークの関係を思い出させてくれます。

その一方、反乱軍レジスタンスは、ファースト・オーダーの戦艦にボコボコにされてしまいます。ホントもうボコボコ、戦力差ありすぎです。天才パイロットのポーと元ストームトルーパーのフィン、そして今作から登場の女性整備士ローズの3人で、秘密作戦を実行するのですが失敗してしまいます。

胡散臭いハッカー役としてベニチオ・デル・トロが出てくるのですが、思ったよりも小物の役で少々もったいない感が否めません。もしかしたら次回作のエピソード9に再登場するかも?と淡い期待を抱いてますが、どうなるんでしょうか。

もし、もうベニチオ・デル・トロが出なかったら、ちょっと残念ですね。。。雰囲気のある俳優さんなので、もっと活かして欲しかったな、と。とにもかくにも、次回に期待です。

ルークとカイロ・レンの過去が明らかに

エピソード7は「最後のジェダイ」となっていますが、これはやっぱりルークのことを意味していると思われます。

映画の中でもルークは「最後のジェダイ」として滅ぶつもりだ、と言って、フォースの事を教えて欲しいというレイの頼みを断ります。ま、最終的には「お前には師が必要だ」と言って教えてくれるわけですが。

そして、ルークとレイのやりとりの中で、ルークとカイロ・レンの過去についても言及されて明らかになってきます。ルークは、ハン・ソロとレイア姫の息子であるベン・ソロ(カイロ・レン)を弟子にして、次のジェダイの育成をし始めるのですが、ダークサイドに堕ちていくベン・ソロを止められず、自分のことを責めてレイアたちレジスタンスの前から姿を消したわけですね。

ルークいわく、「ここまですぐれた素質を持つものは他に1人しか知らない」とレイに言いますが、もう一人とはベン・ソロ(カイロ・レン)のことですね。レイとカイロ・レンの二人は、フォースを介して会話したりコミュニケーションをとるシーンが何度か出てきます。この辺りの、二人のやりとり、心の動きもなかなか興味深いものがありました。

レイの両親は誰?の謎が解明される

今作、スターウォーズ8最後のジェダイでは、前作7のフォースの覚醒で出てきたいくつかの謎が解明されていくのも見どころの一つですね。

前作7では「レイの父親はルークではないか?」というファンの声も多かったのですが、この大きな謎も解明されます。

レイとカイロ・レン、2人の会話のなかで、レイの両親について「お前の両親が誰かわかった」とカイロ・レンが言います。

結局、レイの父親はルークではなかったわけですが、これもいい意味でファンの期待を裏切ってくれたな〜、と。よく考えると、レイの父親がルークだと設定がベタすぎますしね。

最高指導者スノークの正体は?

ベン・ソロ(カイロ・レン)をダークサイドに落としてしまった張本人、ファースト・オーダーの最高指導者スノークの正体についても「スノークの正体は誰?」「ダーク・シディアスが生きてたのでは?」「もしかしてメイス・ウィンドゥ?」などいろいろと予想されていましたね。

で、最後のジェダイの中で明らかになるのでは、と思われていたスノークの正体ですが、結局わからずじまいでしたね。

しかも、カイロ・レンに殺されてしまうというショッキングなストーリー展開。これは予想できなかった人も多いハズ。

今考えてみれば、旧作からのスターウォーズファンも、新しいファンをも納得させるようなスノークの正体って難しいですしね。ダーク・シディアス、ダース・ベイダーだとしてもちょっとベタだし、メイス・ウィンドゥでも微妙だし。正体謎のままでよかったと思います。

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スノークがサクッと死んでしまうなんて、本当いい意味で観る人の期待を裏切ってくれました。今作はかなりファンの予想を超える展開が多かったように感じるので、本当に面白かったですね〜。

最後のジェダイにはヨーダが登場する!

そしてなんと、今作スターウォーズ8最後のジェダイには、あのマスター・ヨーダが登場します!!!

生と死を超えて霊体化したヨーダが、迷えるルークの前に師として再登場。セリフも結構多めです。しかも、良いこと言ってます。迷えるルークをしっかりと導いてくれる師ヨーダが素敵すぎる(しかし、いつまでたってもルークは頼りがない感じがしますね。笑)

姿は晩年のヨーダで、ルークの修行をしていた頃のおふざけ感もありで、ヨーダがなかなか良い味だしてくれてます。

7ではハン・ソロとレイア姫、8ではヨーダ、ローグワンでは若い頃のレイア姫が登場と、そこはさすがディズニー、スターウォーズファンの心理をよくわかっていらっしゃる。笑

レイア姫が死ぬ?

予告でもあったシーンなので、「カイロ・レン(ベン・ソロ)がレイア姫を殺してしまうのでは?」と予想した人もいると思います。

実の父親ハン・ソロを殺した息子ベン・ソロですからね。母親のレイア姫も殺してしまうほどに闇に堕ちているのではないか、と思われましたが、まだまだ心の葛藤が残っているようで、戦闘機で撃たなかったですね。

あ、でも宇宙空間にレイア姫が投げ出されたときは「あ、死んじゃう」と思ってしまいましたが、そこはアナキンの娘かつルークの妹。フォースの力?でなんとか一命をとりとめます。

レイア姫は最後のジェダイの作中では死ぬことなく生き続けてました。ただ、レイア姫演じるキャリー・フィッシャーは2016年に亡くなったので、次回作のエピソード9にはレイア姫は登場しないかもしれませんね。

最後のジェダイでは、ベン・ソロ(カイロ・レン)の心の葛藤、レイの心の揺れ、ルークの迷い、ポーやフィンの心情など、心理面、感情面での描写も多く、ドンパチ戦闘シーンだけでなく、それぞれのキャラクターが深く描かれているのもポイントです。

最後のジェダイ、ルーク死す(泣)

エピソード7のフォースの覚醒でハン・ソロが亡くなり、エピソード8の最後のジェダイではルーク・スカイウォーカーが亡くなります。

まぁ、タイトルの「最後のジェダイ」から予想してはいましたが、往年のスターウォーズファンにとってはやっぱり寂しいですね。レイヤ姫役のキャリー・フィッシャーが2016年に亡くなったので、次作エピソード9ではレイア姫が亡くなるでしょうしね。

あ、それに今作では、レイも使っていたルークのライトセイバーがバキッと壊れてしまいましたね。

とはいえ、ルークは死んだというよりも、オビ・ワンやヨーダと同じように霊体化したんでしょうね。遺体もなく、最後にはフッと消えるように描かれているので、また最後に霊体化したヨーダとルークが再登場するシーンがあるかも?

ルークは作中でも伝説のジェダイといわれることもあって、めちゃくちゃ強い!と言わんばかりの戦闘シーンも必見です。さすが「最後のジェダイ」です。

2018年12月はハンソロのスピンオフが公開予定?

まだまだ最後のジェダイを観終わった興奮が冷めていませんが、来年2108年にはスターウォーズ外伝のスピンオフとして、ハン・ソロの若い頃が描かれます。

邦題は「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」、日本での公開日は2018年6月29日(金)です。全米での公開日は2018年5月25日となっていて、約1ヶ月後ですね。

ハン・ソロのスピンオフでは、ハン・ソロの若い頃の内容になるので、さすがに若きハン・ソロを今のハリソン・フォードが演じることはできませんね。もう立派なおじいちゃんですし。笑

そこで、若きハン・ソロを演じるのは、ハリウッド期待の若手俳優アルデン・エーレンライク。

ハン・ソロのスピンオフ、若いハン・ソロの設定なので、ルークたちと出会う前の頃になりますね。最高の相棒チューバッカとの出会い、ファルコン号との出会いも描かれるかもしれませんね!

スターウォーズ9の公開日は?

スターウォーズ8最後のジェダイは、最高傑作ともいえるくらいにエンターテイメント性があり、心情描写もあり、ファンの期待をいい意味で裏切り、期待を超えてくる、良作の映画に仕上がったのでないかと思います。

AP通信によると、「スター・ウォーズ」シリーズの最新作「最後のジェダイ」の興行収入が北米で約2億2千万ドル(約248億円)に上る見込みだと報じられていて、前作7の「フォースの覚醒」の約2億4900万ドルに次いで史上2位といわれています。

かなりの人気っぷりですね!

前作7のフォースの覚醒のは、約40年ぶりのシリーズ最新作ということもあって特別な人気ですしね。

さて、少し気がはやいですが、次回スターウォーズ9の公開日がもう待ち遠しくなってしまっています。笑

来年2018年には、ハン・ソロのスピンオフが公開予定となっていて、エピソード9は再来年2019年12月に公開予定となっています。

現時点でのスターウォーズ9の公開予定日は、2019年12月20日。

最初は、2019年5月24日予定となっいた劇場公開日ですが、監督交代などの影響もあり、2019年12月20日に延期となる、と公式に発表されています。

新監督としてスターウォーズ9のメガホンを握るのは、『スターウォーズ7 フォースの覚醒』のJ・J・エイブラムス。

どんな裏事情があったのかはわかりませんが、楽しみに待ちましょう!とりあえず来年の若い頃のハン・ソロのスピンオフですね。ローグワンも面白かったし、楽しみすぎる〜。

2015年にフォースの覚醒、2016年にローグワン、2017年に最後のジェダイ、2018年にハン・ソロのスピンオフ、2019年にエピソード9が公開予定。毎年楽しみすぎます!

ディズニー様、ルーカスフィルムを買収してくれて感謝です!笑

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