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躁鬱病とは?原因と症状、発症率と治療方法について|心の病気

躁鬱病とは、うつ状態と躁状態の2つの状態を交互に繰り返す精神疾患です。

今回は、躁鬱病の原因と症状、発症率と治療方法について紹介したいと思います。

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躁鬱病の症状について

躁鬱病を発症すると、うつ状態と躁状態の2つの状態が交互にあらわれます。

躁状態のときの症状としては、気分が高揚する、興奮状態になる、あまり睡眠をとらない、自尊心が強くなる、過剰な活動、過度のポジティブ思考、注意力が散漫になるなどがみられます。

また、うつ状態の症状としては、疲労感、自信低下、やる気が出ない、気分が落ち込む、自己否定の思いが強くなる、ネガティブ思考、自殺願望、食欲低下、不眠などがあらわれます。

躁鬱病では、躁状態とうつ状態の間をいったりきたりしますが、周期には個人差があり、1日の間で変動することもあれば、数ヶ月単位で変動するケースもあるようです。

一般的にはうつ状態のときは意欲の低下もあって何か問題行動をすることはあまりありませんが、躁状態になると薬物依存や激しい浪費、性的な問題行動や幻覚、妄想などの症状があらわれる例もあるので注意が必要です。

躁鬱病の原因は何?

躁鬱病の原因は、環境や遺伝など様々な要因が関係していると考えられています。

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急に躁鬱病を発症する例もありますが、精神的ストレスや心的外傷などが病気の発症のきっかけになることもあります。

発症率と年齢層について|躁鬱病

躁鬱病の発症率は0.1%から0.5%程度といわれています。

うつ状態と躁状態を繰り返す病気で、最初の発症年齢は20歳代が多いと言われていますが、躁状態が主体のものとうつ状態が主体のもので病気の発症時期が異なるという説もあり、50歳以後においてうつ状態主体の躁鬱病の発症も多いようです。

治療方法と注意点について|躁鬱病

躁鬱病の主な治療は、薬物療法と心理療法が中心になります。

躁状態とうつ状態が再発しやすいこともあり、躁鬱病の完治には時間がかかることが多いようです。

また、病気の治療中に、躁状態の興奮によるケガ、高血圧による脳出家流や脳軟化、腎臓病などの合併症をおこす場合もあります。

躁とうつ状態を繰り返すたびに自殺のおそれもあり、最悪の場合に死に至ることもあるので注意が必要です。

まとめ|躁鬱病とは?

・躁鬱病とは、躁状態とうつ状態を繰り返す心の病気
・躁状態の主な症状は、興奮、気分高揚、寝ない、過活動、自信過剰、ポジティブ思考、注意力欠如など
・うつ状態の主な症状は、気分の落ち込み、意欲低下、食欲不振、不眠、自殺願望、疲労感など
・発症率は0.1%から0.5%くらい
・薬物治療と心理両方が治療の中心となる
・大怪我や合併症、自殺のリスクがあるので注意が必要

◆この記事は、東京福祉大学名誉学長、立正大学 心理学部元教授の松原達哉先生執筆・監修「臨床心理学図解雑学(ナツメ社)」の内容を元に、当サイト編集事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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