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不登校とひきこもりの心理について|原因・特徴・治療方法

子どもの精神障害として、不登校やひきこもりが増加しています。

不登校とは学校に登校するのが困難になっている状態のことで、ひきこもりは人間関係を拒絶したり、社会との関わりを避ける状態のことです。

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不登校やひきこもりの心理的原因は?

ひきこもりは、小学校低学年頃から不登校になり、そのまま不登校状態が長期化してひきこもりへと発展するケースが多いといわれています。

小学校高学年からの不登校生徒は、人間関係がうまくいかずに悩んだり、強迫神経症や自己愛的な傾向が強いこともあってひきこもり状態に陥りやすいようです。

また、中学校、高校、大学への入学直後に不登校状態になると、その後の登校再開も困難とされています。

子どもが不登校になり社会全体に対して不信感や恐怖感を抱いている状態に対して親も混乱するようになり、早期解決を目指して無理やり学校に行かせようとするのは逆効果で、さらに自分の部屋に閉じこもってしまうことになります。

不登校やひきこもりになる子どもの心理としては、自己嫌悪、自身喪失感、対人恐怖、強迫的、閉所恐怖傾向などがみられます。

ひきこもりは、いじめを体験した子どもにも多くみられ、強い人間不信、自己否定、他人への強い警戒心、緊張感が特徴的です。

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ひきこもりの特徴と治療方法について

ひきこもりは、社会参加すべき年齢となる児童、生徒、青年が、対人関係の問題や心理的ストレスなどによって何かしらの困難に悩み、物理的にも心理的にも他人との関わりを避けるため、6ヶ月以上、社会との接点を避けて身を引いている状態を意味します。

ひきこもり状態の子どもの性格的な特徴には、自分勝手に行動することに抵抗を感じ、まわりの雰囲気や空気を読む勘が鋭い傾向があるといえます。

また自分の感情や気持ちを隠したり、押し殺したりと、自分の心が傷ついていることを巧みに隠すのも特徴的です。

ほかにも、神経質、内向的、まじめ、几帳面、完璧主義、運動嫌いなども性格的な特徴です。

不登校とひきこもりの子どもの治療方法としては、家族療法としての家族への教育的な治療、家庭訪問、グループワーク、フリースペース、自己主張訓練、適応教室、サポート校などがあります。

まとめ|不登校とひきこもりの心理について

・小学校低学年の頃に不登校になり、ひきこもりに発展するケースが多い
・不登校、ひきこもりの子どもの心理として多いのは、自己毛の、自信喪失、自己否定、対人恐怖、人間不信など
・ひきこもりは、いじめを体験したことがある子どもにも多い
・性格的傾向としては、まじめ、几帳面、完璧主義、内向的、神経質

◆この記事は、東京福祉大学名誉学長、立正大学 心理学部元教授の松原達哉先生執筆・監修「臨床心理学図解雑学(ナツメ社)」の内容を元に、当サイト編集事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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