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交流分析の4つの基本理論とは?|心の構造・やりとり・ゲーム理論・脚本分析

交流分析(T.A)アメリカの精神科医E.バーンによって提唱されてた、個人の性格(パーソナリティ)についての理論です。

交流分析(T.A.)の理論および技法は、対人関係の問題を中心に対処する際に役立ちます。

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交流分析の4つの理論とは

交流分析(T.A.)は、大きく次の4つの分析(理論)から成り立っている。

①心の構造分析
②やりとり分析
③ゲーム分析
④脚本分析

そのため、意識と無意識とを扱う精神分析や、クライアントの潜在能力を重要視するロジャーズの理論などのように、ひとりひとりの心の世界について深く入り込まなくても、個人の特徴を理解することが可能になります。

①心の構造分析について|交流分析の4つの理論

交流分析における心の構造分析では、人の心のなかには「大人(parent)」「成人(adult)」「子供(child)」3つの部分に大きく分けてとらえます。

それぞれ、大人をPと、成人をA、子供をCと頭文字で表されます。

また、大人(parent)は、養育的親と批判的親の2つに、また子供(child)は、適応した子と自由な子の2つのそれぞれ分けられ、5つの働きに分類されます。

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②やりとり分析とは|交流分析の4つの理論

やりとり分析とは、2人以上の人間関係の間でおきているコミュニケーション(交流)を、P・A・Cの3つの部分と、5つの働きから、人間のコミュニケーションのパターンを分析することです。

③心理ゲームとは|交流分析の4つの理論

交流分析における心理分析は、心理ゲームやゲーム理論とも呼ばれ、②やりとり分析の中において、不愉快な感情が残るパターンを「ゲーム」とよびます。

日常生活の中での人間関係において起きる問題を、ゲーム理論を活用して分析し、問題解決を目指していきます。

ゲーム理論の例として有名なのは、何をいっても「いや、でもね・・・」を返答する、などのパターンがあります。

④脚本分析とは|交流分析の4つの理論

脚本分析とは、人は幼い子供時代での親との関わりによって、自分の人生の脚本を無意識につくっているとされています。

そして、自分でつくった脚本通りに生きていくことが多い、とされますが、その脚本の内容は、現実に生きていく中で邪魔になるようなものも多くあります。

どんな脚本なのか、に気づき、そこから脱却することで、自分の望む生き方を選択していくことが、交流分析の目指す成長や変容なのです。

◆この記事は、東京福祉大学名誉学長、立正大学 心理学部元教授の松原達哉先生執筆・監修「臨床心理学図解雑学(ナツメ社)」の内容を元に、当サイト編集事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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