イメージ療法の種類とやり方について|まとめ

視覚的なイメージを活用した心理療法を「イメージ療法」と呼ぶことがあります。

目を閉じて、心の中に浮かぶイメージと向きあいながら、問題や悩みを解決する治療方法です。

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イメージ療法とは?主な種類と方法について

イメージ療法は、目を閉じてリラックスした状態になり、心の中で視覚的なイメージを思い浮かべ、その内的イメージを様々な方法でふくらませ、体験するという方法で、心理的問題を治療する心理療法です。

代表的なイメージ療法は次の3つの方法があります。

①催眠療法
②誘導イメージ法
③フリーイメージ法

また、日本における療法には次のようなものがあげられます。

・催眠イメージ面接法(成瀬悟策)
・フリーイメージ療法(水島恵一、栗山一八)
・壺イメージ法(田島誠一)
・三角形イメージ療法(藤原勝紀)
・イメージドラマ法(増井武士)

そこで今回は、代表的な3つのイメージで療法である、①催眠療法、②誘導イメージ法、③フリーイメージ法について紹介したいと思います。

①催眠療法の方法と効果

催眠療法では、クライアントがトランス状態(催眠療法)になり、ウトウトとまどろんだ状態になってくると、心身のがリラックス状態になります。

イメージが活性化し、治療者からの働きかけで注意の集中ができるような状態になるのです。

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そうした催眠状態をカウンセラーが誘導しながら、クライアントに問題解決に必要な暗示をかけます。

例えば、車酔いがひどいケースでは「もう車には酔わない」といった暗示や、おねしょの子供には「おしっこがしたくなったら寝ていても目が覚める」などの関節暗示をかけます。

スポーツ選手のあがり症治療では、催眠状態のときに良いイメージを体験させることで、実際の試合のときでも実力を発揮できるように治療することもあります。

催眠療法は様々な病気や精神疾患の治療に効果を発揮していて、偏頭痛、円形脱毛症、気管支喘息、神経症、頻尿、おねしょ、チック、不感症、乗り物酔い、吃音などにも有効とされています。

②誘導イメージ法とは

誘導イメージ法では、クライアントがイメージする最初の場面について、カウンセラーが草原、、山登り、洞窟、壺、剣など指定するところから始めます。

その後、クライアントに自由にイメージを展開してもらい、イメージを膨らませている最中に何らかの障害物が現れた時に治療者が介入する方法になります。

③フリーイメージ法とは

フリーイメージ法は、イメージ療法の基本形といえるベーシックな療法になります。

クライアントに、心の中に浮かんでくるイメージについて自由に話してもらい、治療者はその内容を共感的に聴いていく方法です。

イメージ療法の種類まとめ

・代表的なイメージ療法は、催眠療法、誘導イメージ法、フリーイメージ法がある
・催眠療法は、催眠状態に誘導し、ポジティブな暗示をかける
・誘導イメージ法では、最初にイメージする場面をカウンセラーが誘導していく
・フリーイメージ法は、基本的なイメージ療法の方法で、クライアントが自由にイメージを膨らませていく

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