グリーフケア(セラピー)とは何か?意味と必要性について

親子、兄弟などの家族や、恋人、友達、ペットなど、愛する人や大切な存在との死別はとても悲しいものですよね。

そんなとき、大切な人や愛する存在が亡くなったことで、深い悲しみに沈んでいる人をサポート&支援するのがグリーフケア(グリーフセラピー)です。

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グリーフの意味とは

まずはじめに「グリーフ」という言葉の意味について。

「グリーフ」とは日本語で「悲嘆」という意味で使われています。

身近な存在である家族(親子兄弟など)、愛する人(夫、妻、彼氏、彼女など)、親友や仲の良い友達など、大切な人が亡くなることは、誰にとっても悲しくつらい出来事です。

また、身近で大切な存在には「人間」だけでなく、家族のような存在であるペット(犬、猫など)も含まれます。

人間だけに限らず大切な存在との死別によって、心が乱れて精神錯乱状態になってしまったり、あまりにもつらく悲しく、立ち直れないほど激しく沈み込んでしまったり、ときには自殺未遂などの問題行動を起こしてしまうこともあります。

そうした愛情の対象者との死別によっておこる一連の反応を「悲嘆(グリーフ)」と呼びます。

対象喪失の種類について

グリーフ(悲嘆)の原因となる対象喪失の別れは、死別だけではありません。

別れに種類には、死別以外にも、引っ越し(転居)、海外移住、進学、転校、就職、転勤、昇進、失恋、離婚、別居なども含まれます。

慣れ親しんだ場所や仕事との別れも、場合によっては精神的にとても悲しくつらい出来事になるのです。

「別れ」だけではなく、「失ってしまった」という喪失ととらえた方が分かりやすいかもしれませんね。

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グリーフセラピー、グリーフカウンセリングとは

グリーフセラピーとグリーフケアの違いについてですが、日本ではどちらもほぼ同じような意味合いで使われているようです。

セラピーは、日本語では心理療法という意味の言葉なので、2つは言葉の意味では若干違いますが、そこまで細かく区別されてはいないようですね。

どちらも、災害や事件、事故なども含め、大切な人や存在を喪失してしまい、深い悲しみ落ちでいる人を援助することを意味します。

同じように使われる言葉には、グリーフカウンセリングもありますが、どれもほぼ同じようにしようされているみたいです。

【目的】悲しみを乗り越えるためのサポート&ケア

グリーフケア(グリーフセラピー)の目的は、悲惨な出来事や悲しい事件、事故などによって、愛情の対象を喪失し、悲嘆にくれる人をサポート&ケアすることです。

「自分だけが残された」ことに意味を見出し、心のより所を見つけ、再び立ち直ることを目指していくのです。

例えば、阪神大震災や東北地震の東日本大震災、津波や火災、交通事故、テロなどの事件に巻き込まれた人たちは、精神的に深いトラウマを抱えています。

また、近年では、痛ましい事件も続いていて、悲嘆(グリーフ)に悩む人は増えています。

精神科医だけでなく、カウンセラーの対処や、公的支援も含め、グリーフケア(グリーフセラピー)の持つ重要性や必要性は高まってきているといえるでしょう。

グリーフケア方法は?

グリーフケア(グリーフセラピー)の方法は、グリーフカウンセリングという言葉もあるように、悲しみの底に沈んでしまっているクライエントの話をよく聴くことが大切です。

話を聞くときには、ロジャーズの心理カウンセリングでも重要な三原則(三条件)に特に注意することが大切です。

→ロジャーズの三原則についてはこちらの記事で

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