躁鬱病の社員への対応は?イライラして仕事が進まない

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躁鬱病の社員への対応は?イライラして仕事が進まない

うつ病になると、やる気がなくなったり、意欲が低下する他に、気分が不安定になることもあります。

小さなミスでイライラして仕事が進まななかったり、集中できない社員は、もしかしたら「躁鬱病」の可能性があります。

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うつ病とは逆の症状の「躁鬱病」

うつ病は気分が落ち込む病気ですが、その反対の症状が出る場合もあります。

躁鬱病とよばれるタイプのうつ病の場合です。

躁鬱病は、普通のうつ病のようにただ落ち込むだけでなく、日によっては強気になることもあり、気分の変化が激しくなります。

周りの人とからすると、うつ病ではなく情緒不安定な人に見え、本人も周囲もうつ病と気づかないでいると、対応が遅れてしまいます。

うつ病の症状には、落ち込むことのほかに、気分が高まる、イライラする、頭痛や腹痛などの身体症状がでるなど、さまざまな症状の現れ方があるのです。

すぐにキレる?躁鬱病

うつ病の中には、うつ症状と躁症状が交互にあらわれる「躁鬱病」の場合があります。

ある日はひとりで悩んでいたかと思えば、次の日には自信をみなぎらせ、周囲に当たり散らす、という行動が目立ちます。

周りの人からすると、元気があるのか、落ち込んでいるのかわからないため、対応に困りがちです。

躁鬱病の症状の特徴は?

躁鬱病は、次の正反対のうつと躁の症状が交互に現れるうつ病の種類のひとつです。

【うつ】
気分がふさぎ込み、何もやる気がおきにくくなる

【躁】
うつと正反対の症状で、気が強くなり、なんでもできる気になる

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躁鬱病の仕事への影響は?

・日によって態度が違う
・かんしゃくを起こすことがある
・集中力が低下する

躁鬱病の社員への職場の対応は?

躁鬱病の人は、気分の波を理解して突発的な行動はひかえることが大切です。

うつ病の患者さんは、気分が高まっているときや、症状が回復し始めたときに、突発的な行動をすることがあります。

いきなり辞表を出したり、自殺をはかったりするため、そうした行動を防ぐ必要があります。

「ちょっと休憩を」という一言の気遣いが、躁鬱病の人の気分を安定させる助けになります。

周囲の人は、本人がイライラを募らせないように、雑談に誘ったり、休憩を促したりする対応が望まれます。

躁鬱病の人に言ってはいけない言葉

「すぐに怒る、気難しい人だ」
「自殺するだなんて、みせかけだろう」

躁鬱病の人の気持ちが落ち着かないときに、まわりの人から見捨てられるような発言をされるとショックが大きいのです。

躁鬱病の人が出勤できるようになるためには

・躁症状とうつ症状を見逃さずに対応
・薬物療法で気持ちを安定させる
・休みをとって頭痛や疲労を回復

躁鬱病の克服のために

躁鬱病の本人は、気分の波が自覚することが大切です。

人生にかかわるような大きな決断をするときには、事前に周囲に相談するとよいでしょう。

頭痛や腹痛、不眠などの身体症状がひどいときには、薬を飲むなど対症療法をおこなうことも考慮しましょう。

躁鬱病の原因は?

躁とうつが併存する躁鬱病の原因は、はっきりとは分かっていません。

通常のうつ病と同じで、脳のトラブルによって精神的に不安定になると考えられています・

◆この記事は、横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長、医学博士、山本晴義先生執筆・監修「ビジネスマンの心の病気がわかる本(講談社)」の内容を元に、当サイト編集事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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