体型で性格がわかる?性格類型論と性格特性論について

人の性格は十人十色で、人のよって違い個性があるといわれますが、性格の分類方法も様々な種類があり、有名なものの中には「体型で性格タイプ分け」をするクレッチマーの体型説や、シュプランガーの価値観で分類する理論などもあります。

そこで今回は、人間の性格タイプ分けをテーマに書き進めていきたいと思います。

スポンサーリンク

性格、人格とは?

人の行動や態度を観察していると、のんき・神経質・目立ちたがり・消極的など、いろいろなタイプがみられます。

こうした様々な人間の基本的な行動傾向のことを「性格」「人格」といいます。

実は、性格と人格の2つは明確に区別されていない、というのが専門的な解釈のようです。

性格類型論とは?

人の性格をいくつかのタイプ分類する理論として、ドイツを中心に発達した「性格類型論」があります。

性格類型論は、①クレッチマーの体型説、②ユングの向性説、③シュプランガーの価値観による類型説の3つが有名です。

それぞれの説について、ポイントをおさえてみましょう。

①クレッチマーの体型説

ドイツの精神医学者クレッチマーは、人の体型と性格には次のような関係があると考えました。

スポンサーリンク

【やせ型(細長型)】
内向的な気質
非社交的
無口

【肥満型】
躁うつ気質
社交的
善良
親切
温厚

【がっちり型(闘士型)】
粘着気質
几帳面
義理がたい

②ユングの向性説

一方、ユングは、人間のタイプを外向性と内向性の2つに分類しています。

外向性は、興味や関心が常に周囲の人物や物事に向けられていて、内向性は、反対に自分自身に関心が集中する傾向が強いとされています。

外向性の人は社交的で自信があし、環境に順応しやすく活動家です。内向性の人は交友範囲が狭く、引っ込み思案、控えめで責任感が強い人となっています。

③シュプランガーの価値観による類型説

ドイツの哲学者シュプランガーは、人がどの価値を追求しているかによって、次の6類型に分類しています。

①理論的人間
②経済的人間
③審美的人間
④社会的人間
⑤権力的人間
⑥宗教的人間

性格特性論とは?

性格特性論とは、人の性格を、社交性・神経質・外向性などの特性の組み合わせによって理解する理論で、アメリカやイギリスで発達した考え方です。

ギルフォードの特性論が有名で、次の12の特性を見出して、各特性の強弱、量的差異などから分類しています。

・抑うつ性
・回帰性
・劣等感
・神経質
・客観性
・協調性
・攻撃性
・一般活動性
・衝動性
・思考型活動性
・支配性
・社会的内向性

スポンサーリンク