セルフヘルプグループの定義と効果は?日本での種類例

アルコール依存症やギャンブル依存症など、同じ精神疾患や心の問題を持っている人たちの集まりを「セルフヘルプぐループ」といいます。

今回は、その「セルフヘルプグループ」について、起源やどの定義、効果についてまとめてみたいと思います。

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セルフヘルプグループの起源、発足のきっかけは?

同じ病気や問題を抱えた人の相互扶助グループであるセルフヘルプグループは、日本では「自助グループ」と呼ばれることもあります。

セルフヘルプグループの起源を調べてみると、1935年にアメリカでアルコール依存症の患者たちが発足した「アルコール依存者の匿名禁酒会」(AA:alcoholic anonymous)が、セルフヘルプグループの発祥といわれているようです。

その後、アルコール依存症の患者だけでなく、家族のグループや、親がアルコール依存症という家庭で育った人のグループ、薬物依存症のグループ、拒食症や過食症のグループなど、様々な種類のセルフヘルプグループが誕生してきています。

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セルフヘルプグループの意味と定義

セルフヘルプグループの定義を調べてみたところ「同じ問題を抱えている人たちが自発的に結成し、お互いに援助し合いながら問題解決へと向かうグループ」となっているようです。

現在では、アメリカだけでなく、日本にも同じように多くのセルフヘルプグループが活動していて、回復のためのプログラムを実践しています。

援助者療法原理について

セルフヘルプグループの形態における療法原理は、「援助者療法原理」と呼ばれ、同じような病気や問題を持ったメンバーが、他のメンバーを援助すること自体が自分の治療になる、というものです。

他の多くの心理療法は、カウンセラー等の専門家が心理療法のスキルによって治療する、という考えですが、セルフヘルプグループはこの点において大きな違いがあります。

セルフヘルプグループでは、当事者たるクライエントが、自分の人生を主体的に生きていく力を回復する、という点が重要なのです。

日本でのセルフヘルプグループの種類

日本においても、例のように様々な種類のセルフヘルプグループ(自助グループ)があります。

【セルフヘルプグループ例】
・断酒会
・生活の発見会
・登校拒否児親の会
・ひきこもりの親の会
・吃音者の会

これらの他にも、依存症をはじめ、がん、糖尿病などの病気や、障害者の会など、患者本人、その親や家族の会が多く活動しています。

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