【職場での悩み】パーソナリティ障害の人に巻き込まれないためには?

同じ職場内にパーソナリティ障害(人格障害)の人がいると、まわりの人に依存したり、職場の人間関係が巻き込まれてしまうこともすくなくありません。

そこで今回は、職場におけるパーソナリティ障害の人への対応や対処法についてポイントをまとめてみたいと思います。

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問題をひとりで抱え込まず相談する

パーソナリティ障害の人の中には、依存性が強く、上司や職場の同僚などに過剰に依存してしまうケースもみられます。

パーソナリティ障害の人の依存対象になってしまうと、仕事上だけでなくプライベートな時間においても問題やトラブルに巻き込まれてしまう可能性が高くなってしまいます。

例えば、パーソナリティ障害の人は、困ったときに手伝ってくれた人に対して依存し、恋愛感情を抱いたり、仕事以外の休日などプライベートな時間にまで何度も相談してきたり、気を許した相手には激しい感情をぶつけたり、まわりの人が困ってしまうような問題行動がみられることもあります。

こういったパーソナリティ障害の人の問題行動を、誰にも相談できずひとりで抱え込んでしまうと、状況がさらに悪化して手に負えなくなってしまうケースも想定されます。

職場のパーソナリティ障害の人の対応に困ったときは、ひとりで抱え込まずに、上司や他の職場内の誰かに相談するようにしましょう。場合によっては、産業医や産業カウンセラーに協力してもらうこともあります。

上司の指示や社内ルールを厳守させる

パーソナリティ障害の人が職場で問題やトラブルを起こしてしまうのを防止するためには、社内の秩序を保つことが重要になります。

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例えば、上司から部下への指揮系統をはっきりさせ、上司の指示を守ることや職場内のルールを守ることを再確認します。職場内の雰囲気が「上司を無視する」「部下が勝手に自己判断する」など、ゆるい雰囲気が職場内にあると、パーソナリティ障害の人の自分勝手な行動を誘発してしまうことにつながります。

会社の社員全員で、職場のルールや規則をしっかりと守る、ということを折にふれて確認するようにしましょう。

公私混同しないこと

職場での人間関係は、あくまでも仕事上の付き合いであり、お互いにプライバシーを持ち込むことはない、ということを、パーソナリティ障害に対してハッキリと理解させることが大切です。

パーソナリティ障害の人の中には、依存心が強く、優しくしrてくれた相手や気を許した同僚などに依存してしまうことも多く、依存対象の相手を休日でもしつこく追いかけたり、親密な関係を強く求めることもあります。

しかし、そうしたパーソナリティ障害の人の誘いに一度応じてしまうと、「もっともっと」と泥沼化してしまうおそれがあります。あなたのその気がないのであれば、公私混同せず、仕事以外の場では付き合わないようにしましょう。

パーソナリティ障害の人とは一定の距離を置くこと

パーソナリティ障害の人との接し方の基本スタンスは、近つき過ぎず、離れすぎず、程よい距離感を保つことが大切です。一定の距離を置き、「私はいつもこの距離からあなたを見守ります」という関係性をつくるようにしましょう。

パーソナリティ障害の人と距離を置いた関係をつくることは、職場の人であっても家族であっても同じです。

パーソナリティ障害の人にとっては、まわりの人が自分のことをいつも同じ距離感で見守ってくれる、ということが気持ちを安定させることにつながります。周囲の人の精神状態が安定していると、パーソナリティ障害の本人も安心することができるのです。

◆この記事は、精神科医、精神分析家、元福岡大学医学部教授である牛島定信先生執筆・監修「図解やさしくわかるパーソナリティ障害正しい理解と付き合い方 (ナツメ社)」の内容を元に、当サイト編集事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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