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ADHDの子どもの学校は通常学級?それとも特別支援学級がいい?

ADHDの子どもが学校で学習するのにおいて、通常学級がいいのか、それとも特別支援学級がいいのか、という点について悩む親も多いことでしょう。

一般的に、多くのADHDの子どもは通常学級で受け入れられます。

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ただ、合併障害がある場合や衝動性が強い子どもの場合、特別支援学級での対応が考慮されます。

ADHDの発達障害だけの子どもは通常学級で

子どもの発達障害の中でも、ADHDは比較的生活上の困難が少ない方で、一般的には通常学級で受け入れられます。

ですが、高機能自閉症やアスペルガー症候群など他の発達障害との合併がある子どものケースでは、通常学級での受け入れが難しく、特別支援学級(養護学級)での対応が望ましい場合もあります。

また例外的に、ADHDの中でも衝動性が強い場合に入院を必要とするケースもごくまれにみられ、入院先の病院での院内学級における学習が必要となる場合もあります。

一般的には、多くのADHDの子どもは通常学級に通い学習することが可能と考えてよいでしょう。

また学校側においても、ADHDの子どもに対して安易に特別支援学級をすすめるべきではないと考えられます。

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個別指導でのADHDの子どもの学習支援を

ADHDの子ども通常学級で受け入れることができるといっても、他の子どもとまったく同じようにということではなく、特別な支援も必要ではないということではありません。

ADHDへの支援をまったく考慮せずにいると、子どもにとって学校やクラスは居心地の悪いものになりかねません。

ADHDの子どもの場合、教師による特別な支援、個別指導がある程度は必要になります。

例えば、授業中において、ADHDの子どもが注意散漫になって気が散らないように声かけをしたり、合図を送るなどの対応は必要不可欠です。

チーム・ティーチングでADHDの子どものクラス運営を

とはいえ、教師1人だけで生徒30人〜40人のクラス運営をしながら、ADHDの子どもの個別指導や支援を行なっていくことはかなり難しいことです。

ですので、教師に加え、副担任や補助教員を配置するなど、複数の先生でクラスの学習指導にあたるチーム・ティーチングが必要です。

チーム・ティーチングを行うことで、ADHDの子どもの学習理解度だけでなく、クラス全体の運営もスムーズにいくことでしょう。

特別支援学級とは?

特別支援学級とは、以前は「特殊学級」「養護学級」と呼ばれていたクラスを意味します。

知的障害、肢体不自由、視覚障害、聴覚障害など、通常学級での学習困難な子どもを受け入れ、少人数での個別指導を主とした授業を行っています。

◆この記事は、元東京大学医学部附属病院小児科医長、お茶の水女子大学大学院教授である榊原洋一先生執筆・監修「図解よくわかるADHD(ナツメ社)」の内容を元に、当サイト編集事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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