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ADHDはキレやすい?暴れる、すぐ怒る、子供と大人の発達障害

ADHD(注意欠陥多動性障害)の子供も大人も、自分の感情や衝動をうまくコントロールできず、思いついたままの行動をしてしまう衝動性の特徴があります。

まわりの人からすれば、ADHDの子供はキレやすい、すぐ怒る、暴れる、という印象を持ちやすく、人間関係でのトラブルにつながりやすくなります。

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ADHDの衝動性「キレやすい、すぐ怒る、暴れる」

ADHDの代表的な症状に「衝動性」があります。

衝動性とは、自分が思いついた行動について、考える前にすぐに実行にうつしてしまう衝動的な傾向を意味しています。

例えば、友達から悪口を言われたら、大人でも子供でもカッとなり、悪口を言い返そうか、殴る・叩くなどの暴力をふるいたい、といういき持ちになるものです。

ですが、そこで衝動的に行動してしまうことはよくない、と考えてブレーキをかけ、我慢して実行することはあまりないものです。

しかし、ADHDの人は、そういった心のブレーキがきかず、つい叩いたり殴ったりと暴力をふるってしまうことがあります。

そして、人間関係のトラブルに発展してしまう事が多くなるのです。

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気に入らないと、暴れる、乱暴する

友達から悪口をいわれりすると、感情的になってキレやすく、すぐ怒る、乱暴する、暴れる、などの過激な行為が多いのもADHDの傾向です。

ADHDの人も、ふだんは「乱暴することはよくないこと」と頭では理解しているのですが、そういう状況になると感情が爆発して自分では抑えることができなくなってしまいます。

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順番が待てず、横から割り込む

ADHDの子供は自分の興味のあることになると、友達が順番をまっていることに気がつかず、ついつい列の先頭に割り込んでしまいがちです。

この行動も、ADHDの衝動性が関係しています。

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ADHDの本人には悪気はなく、まわりの状況に気を配って列に並ばなければいけない、ということを確認する前に、感情のおもむくまま衝動的に行動して結果なのです。

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話が止まらない、人の話を聞かない

発達障害のADHDの場合、人の話を聴かない、自分の話ばかりで話が止まらない、という特徴もみられます。

まだ相手の話が途中で終わっていないのに、自分が思いついたことを衝動的に話し始めてしまいます。

ADHDの人は、自分勝手で話が聞けない人、話が止まらない人、人の気持ちが理解できない、空気が読めない、とまわりの人から思われてしまいます。

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授業中に勝手に発言することも

学校での授業中、発言するときは手を挙げてから、という当たり前のルールを守ることができず、ADHDの子供は、思いついた、答えがわかった、と思うと、衝動的に手も挙げずに発言してしまいます。

普段は授業のルールを理解しているので、ルールや常識を分かっていないわけではありませんが、衝動的な行動をとるときは、そのルールの事を忘れてしまっています。

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【まとめ】ADHDの衝動性の症状

・ADHDは子供も大人も考えてから行動できない
・ADHDは、キレやすい、すぐ怒る、乱暴する、という特徴がみられる
・人の話が聞けない、話が止まらない
・授業中に勝手に発言する
・並んでいる列に横から割り込む

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◆この記事は、元東京大学医学部附属病院小児科医長、お茶の水女子大学大学院教授である榊原洋一先生執筆・監修「図解よくわかるADHD(ナツメ社)」の内容を元に、当サイト編集事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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