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クライエント(相談者)と患者の違いは?[意味/カウンセリング]

心理カウンセリングでは依頼者のことを「クライアント/クライエント」と呼びますが、どんな意味なのでしょうか。

また、患者、相談者、依頼者、来談者とクライエントという言葉は何か違いがあるのでしょうか。

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クライアントと患者の違いは?[言葉の意味/カウンセリング]

カウンセリングの場において、相談所やクリニックなどの相談機関に訪問する人のことを「クライエント」と呼びます。

クライエント/クライアントを日本語にや訳すと「来談者」という意味になります。

病院では「患者」と言ったり、カウンセリングでは「来談者(相談者)」と呼んだりしますが、どちらもクライアント(クライエント)で日本語に訳すときの言葉の使い方が違うだけです。

どんなクライエントが来る?カウンセリング相談

カウンセリングでのクライエントとは、悩みを抱え、社会的に不適応な行動をしている本人のこと意味します。

クライエントの実例として、いじめや不登校で悩む子供、DV(家庭内暴力)や離婚でなやむ母親(妻)、退職や転職、不眠症状で悩む会社員など様々です。

子供が不登校やいじめで家に引きこもっていてカウンセリングに来ないときには母親が相談に来るケースが多くみられます。

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カウンセラーによるクライエントへの援助をコンサルテーションといい、相談相手を求めて会社の経営者や部長、学校の校長や教頭など、管理職の人がカウンセリングを受けに来るケースも少なくありません。

カウンセリングのポイント「クライエントの心の内面を理解する」

クライエントがカウンセリングに訪れた際、カウンセラーにとって重要なポイントは「クライエントの心の内面を理解」することです。

クライエントが悩みを話しやすいようにラポール(信頼関係)をつくることが大切です。

心に抱えている悩みをうまく言葉で説明できなかったり、心の中をありのまま開示することをためらうクライエントもいます。

外見や話の内容だけではわからないことも多く、いろいろな種類の心理的アプローチが必要になることも少なくありません。

最初の相談内容は進路についてのカウンセリングだったものが、カウンセリングを進めるにつれて本当は親子関係の問題で悩んでいたり、自殺念慮だったりすることもあるので慎重なカウンセリングが求められます。

クライエントとカウンセラーの相性も大切

実際、クライエントもカウンセラーもひとりの人間ですので、相性が合わないこともあります。

相性が合わない場合には、カウンセラーを変える選択もありますし、相談内容によってカウンセラーが専門的に得意としていたり、逆に経験不足の分野もあるので、適したカウンセラーに交代したほうがよいこともあります。

◆この記事は、東京福祉大学名誉学長、立正大学 心理学部元教授の松原達哉先生執筆・監修「臨床心理学図解雑学(ナツメ社)」の内容を元に、当サイト編集事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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