バウムテストの目的とやり方は?分析・診断方法・解説について

一本の樹の絵を描くことで、その絵から人格や深層心理などが測定できる有名な心理テストに「バウムテウト」があります。

そこで今回は心理検査である「バウムテスト」について、目的・やり方・分析方法や診断方法についてポイントをまとめていきたいと思います。

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バウムテストとは?

ドイツ語のバウムテストとは、日本語に訳すと「樹木画テスト」という意味になります。

英語だと「木」は「TREE(ツリー)」なので、ツリーテストと呼ばれることもあります。

バウムは、あのお菓子の「バウムクーヘン」と同じ「バウム(木)」です。ちなみに「クーヘン」はケーキの意味です。

バウムテストは、1枚の紙に木の画を描くことで、その絵に描いた人の深層心理や人格が投影される、という心理テストになります。

バウムテストの実施方法

バウムテストは、コッホ・Kが開発した心理テストの人格検査です。

対象となる年齢は3歳以上から成人までとなり、実施時間は約3〜30分ほどで行うことができます

必要な準備物は、A4用紙と鉛筆、消しゴムで、鉛筆は芯が柔らかい方が良いとされています(4B)。

そしてカウンセラーの誘導の下「実なる木を1本、できるだけていねいに描いてください」といい、被験者(クライアント)に木の画を描いてもらいます。

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バウムテストは手軽に実施することができるメリットがありますが、診断・分析にはカウンセラー側の豊富な経験が必要となり難しいため、人格診断の補助手段として使用するのが一般的です。

バウムテストの診断・分析方法について

バウムテストの診断・分析方法には、①形態分析、②動態分析、③空間分析、の3つの方向から診断・分析をおこないます。

樹木(バウム)を一種の自己像と仮定して、

・形態分析(描かれた形を分析する)
・動態分析(鉛筆の動きを観察する)
・空間分析(紙の中の樹木の位置や大きさ、配置の意味を読み取る)

という主に3つの点から絵を分析して診断へとつなげていきます。

樹木の画の解釈について

そして、紙に描かれた樹木から、次のように被験者の性格の心理的解釈を行います。

①木の大きさ
紙いっぱいに大きい木を描いた人は、自己拡大傾向が強く積極的だが、攻撃的な面もある。
小さい木の画を描いた人は、自己縮小傾向が強く引っ込み思案、劣等感や不安を抱えている。

②木の幹
細い幹や1本線の幹は、無力感や自信のなさが投影されたもの。

③木の枝
枝が幹とつりあって、広く伸びている画は、周りの人や環境との関係を積極的に深めていこうという傾向で、感受性も高い。
枝が横より上に伸びている人は活動的だが、興奮しやすく、空想的な面もある。

④葉
大きな樹冠は目標の大きさを意味する。大きすぎる樹冠は、うぬぼれや大望を持っているといえる。
一枚一枚の葉や花を描いた人は、外見を気にする傾向が強く、人から認められたい欲求が強い。
実を描いた人は、確実に結果をてにいれたいという欲求が強い人といえる。

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