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[発達障害]大人のADHDの特徴とは?会社や仕事でのトラブルも多い?

ADHDは子どもの発達障害ですが、今では大人のADHD(発達障害)についても関心が高まってきています。

ADHDの特徴である多動性や衝動性、不注意などの特性は、根本的な脳の機能特性(生まれつき)のものであって、これらを治すことはできません。

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そのため、ADHD(ADD)のそれぞれの症状が大人になっても残ったままで表面的にあらわれるケースも少なくありません。

大人のADHDの特徴とは?不注意型が多い

ADHDの人は、子どもの頃から環境改善や周囲の人のサポートに、適切な行動療法やソーシャルスキルトレーニングを通して、本人の努力もあって社会生活に支障ない状態になることが可能です。

一般的に、ADHDの行動特性の中で、多動性と衝動性は年齢とともに症状が落ち着いていく傾向があり、大人の多動傾向は少ないのですが、不注意型の大人のADHDはしばしばみられます。

多動性が見られない注意欠陥障害は「ADD(attenntion decifit disorder)」と呼ばれます。

日本での注意欠陥障害ADDの詳細なデータはありませんが、アメリカでは大人の人口のうち約4.4%の割合でADDの患者数がいるといわれています。

大人のADHD(ADD)の特徴まとめ

・忘れっぽい
・時間の管理ができない
・遅刻や準備不足が多い
・転居や転職が多い
・計画だてたり、家計簿をつけることが苦手
・片付けるのが苦手で机の上や部屋の中がすぐに散らかる

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[大人のADHD]注意欠陥障害ADDの欠点を補う工夫が大切

大人のADHDである注意欠陥障害ADDは、子どものADHDと同じように、忘れっぽい、人の会話に割り込む、時間管理が苦手などの傾向が見られる人が多いようです。

ですが、仕事では約束の時間に遅れたり、約束を忘れてしまってまいけませんし、時間に制限がある用事は時間通りに終わらせる必要があります。

大人のADHD(ADD)の対処法としては、欠点や弱点をよく理解した上で、それを補う工夫や本人の努力が求められます。

例えば、スケジュール管理では、約束をしたときは必ずメモをとるようにする、すぐに手帳やカレンダーに書く、という習慣が大切になります。

それでも忘れてしまう人の場合は、秘書やスケジュール管理のヘルパーについてもらうなどの対応が必要になるかもしれません。

また、約束した相手から念のため直前に連絡を入れてもらうようにお願いしておくことも効果的です。

大人のADHD(ADD)の場合、人一倍の努力が求められますが、周囲の人のサポートがあれば仕事上に大きな支障が生じることは少なくなることでしょう。

具体例:大人のADHD(ADD)の工夫

【忘れないための工夫】
・すぐにメモをとる
・カレンダーや手帳に予定や約束を転記する
・約束の相手に電話を入れてもらう

【時間管理の工夫】
・タイマーを活用して、残り時間を一目見てわかるようにする
・同僚などに、時間がきたら知らせてもらうように協力してもらう

【整理整頓の工夫】
・書類を色分けボックスやカラーファイルを活用して分別する
・例えば3日に一回など、机の整理整頓する時間をつくる

◆この記事は、元東京大学医学部附属病院小児科医長、お茶の水女子大学大学院教授である榊原洋一先生執筆・監修「図解よくわかるADHD(ナツメ社)」の内容を元に、当サイト編集事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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