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[フロイトの精神分析]エス、自我、超自我の意味は?性格構造論について

フロイトは、人間のパーソナリティ(性格)を、エス、自我、超自我の3つによって構造されている、と提唱しました。

エス、自我、超自我について、それぞれもう少し詳しくみてみましょう。

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エスとは?(言葉の意味/定義)

エスとは、原始的衝動の領域での、その人のエネルギーの源となる本能を意味する言葉です。

生物学的に本能をベースとする無意識的欲求のことで、この欲求は社会のルールを無視して充足感を得ようとする性質があります。行動原理においては、本能のまま行動し、快楽原則に支配されているとされます。

フロイトは、人は生まれながらにして持っているのはこのエスのみとし、赤ちゃん=新生児は衝動的にのみ行動すると考えました。

自我とは?(言葉の意味/定義)

エスの塊である新生児は、成長して現実社会と接する機会が多くなってくると、まわりから様々な抑制や干渉を受けるようになり、そうしたプロセスを経て自我はエスから分化し発達します。

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自我は、社会のルール(現実原則)に従い、エスの欲求を現実の社会で認められるような行動にかえる働きをもちます。

エスと超自我と外界からの要求を調整し、現実社会に適応しようとする機能を持ち、精神活動の中心的役割を自我が担っているのです。

超自我とは?(言葉の意味/定義)

超自我とは、良心や道徳心を意味する言葉で、幼少期の親のしつけや社会的価値観を取り入れて形成されます。

超自我の機能は、①エスの本能的衝動を抑圧する、②自我の機能を現実的なものから道徳的なものへ適応させる、③完全性や理想を追求する、という3つの機能があります。

人の心の健康度合いは、自我の成熟度が影響し、自我は次の3種類に分類することができます。

①歪曲した自我(自我が分裂している)
②偏った自我(性格形成が偏っている)
③成熟した自我(内省的で合理的)

まとめ

・エスとは、本能エネルギーのこと
・自我は精神活動の中心となる役割をもつ
・超自我は良心や道徳心のこと
・自我は、歪曲した自我、偏った自我、成熟した自我の3種類があり、心の健康度合いに影響する

◆この記事は、東京福祉大学名誉学長、立正大学 心理学部元教授の松原達哉先生執筆・監修「臨床心理学図解雑学(ナツメ社)」の内容を元に、当サイト編集事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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