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ストレスがたまると神経症や心身症の精神病になる?ストレッサーとコーピング

現代社会は様々なストレスがあり、ストレス社会といわれることもあるほどで、ストレスがたまると神経症や心身症などの病気になるリスクも高くなります。

ストレスにうまく対処できる方法を学習することは、健康で活動的な生活を送ることにつながります。

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ストレスがたまると病気になりやすい?

ストレスとは、心労や心配、葛藤や悩みごとなどの不安や恐れなどから生じる反応のことを言い、ストレスの原因となるものをストレッサーと呼びます。

例えば、試験や仕事での失敗、いじめ、転校や転勤、離婚、結婚、出産、失業などライフスタイルの変化には注意が必要です。

ストレスがたまると、神経症や心身症をはじめ、不登校や引きこもり、うつ、胃潰瘍や十二指腸潰瘍など、さまざまな病気のリスクが高まります。

ストレス社会といわれる今の時代において、ストレスにうまく対処する方法を身につけることは大変重要なことなのです。

ストレッサーの種類|ストレスの原因

ストレスの原因となるストレッサーは5種類に分けることができます。

①物理的なもの、②化学的なもの、③生物学的なもの、④心理的なもの、⑤社会的なもの、の5種類です。

ホームズ・T・Hとレイ・R・Hは、ストレスの度合いを次のように数値化しています(カッコ内はストレスの大きさ)。

・配偶者の死亡(100)
・離婚(73)
・夫婦別居(65)
・刑務所などへの収容(63)
・近親者の死亡(63)
・結婚(58)
・大きなケガや病気(53)
・失業(47)
・夫婦の和解(45)
・家族の健康や行動での大きな変化(44)

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ストレッサーの具体例

①物理的ストレッサーの例
・温度(冷暖房など含む)
・光(テレビやスマホの画面の光なども)
・音(騒音)
・ケガ など

②化学的ストレッサーの例
・タバコ
・食事、食品
・アルコール
・排気ガス
・ほこり
・臭い など

③生物学的ストレッサーの例
・細菌
・カビ
・ウイルス
・花粉
・動物の毒 など

④心理的ストレッサーの例
・人間関係の悩み
・不安
・不満
・心配
・怒り
・憎しみ
・劣等感(コンプレックス)
・優越感
・罪悪感
・嫉妬 など

⑤社会的ストレッサーの例
・入学
・卒業
・就職
・転勤
・転職
・退職
・解雇
・住宅ローン
・引越し
・結婚
・離婚 など

ストレスコーピングについて|対処行動

ストレスを軽減したり、解消したり、発散しようとする行動をコーピングといいます。

ストレスコーピング(対処行動)の具体的な方法としては次のような療法があります。

・自律訓練法
・リラクゼーション
・イメージリハーサル法
・フロートカプセル法
・バイオフィードバック法
・自己教示法 など

またこれらの療法に限らず、日常生活での身近な方法もストレス発散となりストレスコーピングになりえます。

・よく眠る
・友達と話す
・音楽を聴く
・ジョギングなど軽い運動
・読書
・散歩
・旅行 など

◆この記事は、東京福祉大学名誉学長、立正大学 心理学部元教授の松原達哉先生執筆・監修「臨床心理学図解雑学(ナツメ社)」の内容を元に、当サイト編集事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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