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ADHDの子に多い誤解とは?我慢できない・わがまま・いじわる

ADHDは、英語で「Attention-Decifit Hyperactivity Disorder」といい、日本語に訳すと「注意欠陥多動性障害」という発達障害の一種です。

その診断名のとおり、不注意が多く、落ち着きがない行動のため、ADHDの子どもはまわりの人から様々な誤解を受けやすい傾向があります。

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ADHDの子どもが受けやすい誤解【まとめ】

発達障害のADHDの子どもは、自分の気持ちをコントロールする力がまわりの子どもと比べて弱いため、日常生活の中でいろいろな問題を起こしてしまう障害です。

先天的に生まれつき、脳の機能発達が十分でないことがADHDの原因と考えられていて、子どもがわざと問題行動を起こしているわけではありません。

ですが、まわりの人は、ADHDの子どもの問題行動にだけ注目して「問題児」と誤解してしまいがちです。

ADHDの子どもが受けやすい誤解について、まとめてみました。

我慢できない、わがまなな性格の子?【ADHDの誤解】

ADHDの子どもは、じっとしていたり、静かにしていられない特徴があります。

我慢できないわけではなく、脳機能が十分でないことが原因となって起こしてしまう行動です。

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短気ですぐ手を出す、乱暴な性格の子?【ADHDの誤解】

衝動的な行動をとることもADHDの特徴のひとつで、友達にたいして思わず手が出てしまうこともあります。

ADHDの子は乱暴な性格ということではなく、衝動のコントロールができにくいことが原因です。

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友達の邪魔をしたがる、意地悪な性格の子?【ADHDの誤解】

ADHDの衝動性のせいで、子どもは考える前に行動したり、言葉にしたりしてしまいます。

そのため、まわりの友達からは、意地悪な発言が多い、空気が読めない勝手な行動をする子と誤解されやすいです。

先生の言うことを聞かない、反抗的な態度の子?【ADHDの誤解】

ADHDの特徴のひとつ、不注意が原因となって、約束を忘れたり、行動をうまくコントロールできないことがあります。

何度注意しても忘れ物が多かったり、授業中にも勝手に発言したり
するため、反抗的な態度と誤解されて思われることもあります。

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学習能力が低く、学校の成績が悪い頭の悪い子?【ADHDの誤解】

ADHDは知的障害とは違い、知的な遅れがありません。

しかし、学校の授業に集中できない、宿題を忘れることが多い、ミスが多いなどの影響で、学校の成績が低いADHDの子が多いようです。

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【まとめ】

発達障害であるADHDの子どもは、まわりの子どもや大人から、様々な誤解を受けやすいといえます。

パッと見ただけではADHDだと見分けがつかないこともあり、なかなか周囲の理解を得ることができません。

ADHDの特徴や症状を理解し、よりよい対応をしていきたいものですね。

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◆この記事は、元東京大学医学部附属病院小児科医長、お茶の水女子大学大学院教授である榊原洋一先生執筆・監修「図解よくわかるADHD(ナツメ社)」の内容を元に、当サイト編集事務局の心理カウンセラーが記事編集をしています。

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